ドリーム小説
第一印象
は、ロイが出かけるということで東方司令部を午前中任されることになった。そんなは、特に何もすることなく自分の仕事をこなしていた。仕事をするはみんな綺麗だ・・・と見惚れていた。時折が顔を上げてこっちを見ている人に気が付いて手を振ると、その人達も手を振ってくれる。
「みんな優しい人達だなー」
・・・みんな優しいんでなく、貴女に見惚れているんですよ?
ついついそんなツッコミを入れたくなる。しかし、はそんなことに気付くはずもなく、仕事を続行。
「・・・あ、コーヒー飲もうかな・・・」
そう言って立ち上がり、コーヒーを淹れに向かったが・・・。
「、俺が淹れてくるって」
「え?ハボック??」
「気にすんなよ、丁度俺も飲もうと思ってたからさ」
ハボックがすぐの前に立って頭を撫でた。そんな光景が他の軍人にとっては羨ましい光景でハボックを睨んでいたが、ハボックに頭を撫でられるのが好きなの笑顔でその怒りも一瞬にして消え去った(駄目じゃん)。
「それじゃあ、お願いね?ハボ・・・」
がそこまで言うと、突然ドアが開いた。そこにいたのは見たこともない男の子だった。
「・・・?」
「おー、エドじゃねーか」
ハボックは入ってきた少年の頭をガシガシ撫でた。
「ぅわ!ちょ・・・少尉!!やめろって!!」
誰だかわからないはそのまま呆然と立っていた。少ししてからとにかく客人なのか?と思い直してコーヒーを淹れに向かった。
少ししてハボックはがいないことに気が付いた。
「あれ・・・??」
周りを見たが、見当たらない。そんなハボックが気になったのか、エドが声をかけた。
「少尉、どうかしたのか?」
「あ?いや、がさ・・・」
「?誰だ、それ」
「最近ここに来た女の子でさぁ、これがまた綺麗なんだよな♪俺も大佐もみんな、にメロメロvv」
「少尉・・・メロメロは死語に近いものが・・・」
エドがハボックの言葉にツッコミをいれた。アルは『兄さん・・・』と後から注意しようとしたがハボックを呼ぶ声に気が付いた。
「ハボック、はいコーヒー」
「ぁ!!?コーヒー俺が淹れるって言ってたのに悪いなι」
「いいのよ、このくらい。それに、ハボックの知り合いが来たんでしょ?仕事はいいからゆっくりしてきたら?もう休憩時間はいるし・・・」
ハボックはそんな気遣いが嬉しいのか笑顔でコーヒーを受け取った。それを見てからはエド達にもコーヒーを渡した。
「はい、コーヒー飲む?」
突然現れた少女。エドとアルは驚いた。まだ若いのに軍服を着ている、それもあったが・・・本当はもっと別のことで驚いた。
「あ・・・どうも・・・」
「貴方もどう?」
アルにもすすめた。
「ぼ・・・僕はいいです!!」
「そうなの?まぁ、無理に飲ましても仕方ないからね。貴方達、ハボックと知り合いなんでしょ?ゆっくりしてね?」
笑顔でエド達にそう言っては仕事に戻った。が立ち去った後もエドとアルは呆然としていた。
「・・・な?綺麗だったろ?」
「少尉?あれがあんたが言ってたなのか?」
「そうだ」
「何者なんだ?まだ若いのに軍服着て・・・」
「あぁ、そうだったな。彼女は・ファミリア大将。国家錬金術師だ」
エドとアルは二人揃ってハボックを見た。
「「大将!?」」
「まだ18歳だけどな」
「「18!?」」
次から次へと驚きが出てくる。ハボックは思い出したようにを呼んだ。
「おーい、?」
「何?」
「お前にもこいつら紹介しておこうかと思ってな。ちょっと来てくれないか?」
「いいよー」
先程の話を聞いていたアルは驚いてハボックに聞いた。
「ちょ・・・いいんですか!?あの人、大将なんですよね・・・」
「あぁ、いいんだよ。ってか、そうやって大将って扱いすると逆に駄目なんだとさ」
「変わってるなー・・・」
エドが小声で言ったとき、がやってきた。
「それで、ハボック?この子達は?」
「あぁ、こいつら一応国家錬金術師でな。あんたと同じだから紹介しようと思ってな」
「そうなの?初めまして、私は・ファミリア。同じ国家錬金術師としてよろしくね」
「あ・・・俺はエドワード・エルリック。で、こっちが・・・」
「アルフォンス・エルリックです」
アルは照れながら名乗った。は『エルリック・・・?』と何か思ったのか少し考えてから顔をあげた。
「貴方達、まさか『鋼の錬金術師』のエルリック兄弟!?」
「俺達のこと・・・」
「知ってるわよ。最年少で国家錬金術師になった人なんてすぐに広まるし。私も一度会いたいと思ってたの。会えてすごく嬉しい」
笑顔でそう言われて照れない奴がいるはずがない。エドは顔を赤くして視線を逸らした。アルも少し動揺しているらしいが、よく分からない(笑)
「そういえば、あんたの二つ名は?」
「まだ言ってなかったね。私の二つ名は『幻獣』・・・『幻獣の錬金術師』の・ファミリア」
「『幻獣』・・・?」
エドはあまり聞かない言葉に首を傾げたが、はクスリと笑って仕事に戻った。
「・・・・ファミリアか・・・変な奴」
それが、エドがに対する第一印象だった。
あとがき
やっと…やっと会えたよ!!(無理矢理だけどね)
何だか…エド達って難しいかもι
でも、これからはお互い国家錬金術師ということで出していきますから!!
2004.08.28
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