ドリーム小説
訪問者
今、どうしてこんな状況になっているのか分からない。何で私の家の前に赤屍蔵人が居るわけ!?
「クス・・・どうかしましたか?」
「いや、どうもこうも・・・なんで赤屍さんがいるんですか?」
「実は、先程仕事が終わりまして・・・急にさんに会いたくなってしまいましてvv」
いや、そう言われてもこっちの都合とかが・・・ん?仕事が終わった!?
「赤屍さん?」
「何でしょう」
「もしかして・・・仕事終わってそのまま来たんですか?」
「えぇv一秒でも長くさんと一緒に居たかったので♪」
「あー・・・はははー・・・」
仕事から直接此処に・・・って!?よく見たらコートに黒いシミがある!?それに・・・少し鉄臭い・・・。
「あの・・・もう一つ聞いてもいいですか?」
「貴女が私のことを知りたがっているなんて・・・嬉しいですよ」
いや、そこ妙に勘違いされても困るけど・・・まぁ、それよりも気になって仕方のないことがあるからそっちを先決にさせるか。
「赤屍さん・・・貴方、また人を殺したんですか?」
「大丈夫ですよ。卍兄弟でしたから♪」
問題はそこじゃねー!!!
「もう人を殺すのをやめてください!!私みたいな一般の人間にとってはかなりの恐怖ですよ!?」
「おや、そうなんですか?今まで私は貴女に怖い思いをさせたことはありませんが?」
確かにない。寧ろ優しくて嬉しい。赤屍さんって優しい上にかっこよくて綺麗で強くて何でも知っててお金あって・・・。
「狽「や!そうじゃなくて!!」
危うく赤屍さんの意見に頷きそうだったよ。ほっとしながら視線を赤屍さんに向けると、少し帽子を深めに被って俯いていた。私はどうしたのかな?と思って赤屍さんの顔を覗き込んだ。
「・・・さんも私が怖いですか・・・?」
「ぇ?」
赤屍さんらしくない。こんなに弱気な赤屍さんは私、知らない・・・もしかしたら、いつも私が怖がったりしてて傷付いてた?いや、普通にしてても赤屍さんの名前を聞いただけでみんな怖がって逃げるし。まぁ、その中には名前を世に広めようと赤屍さんのことを殺そうとする人もいるけど・・・まともに人と話をしたことないのかな?
「私を怖がらずに対等に話をしてくれる方があまりいないので・・・さんみたいな方に出会えて嬉しいんですけど・・・私が怖いのでしたらもう話しかけたりしませんから安心してください」
「え・・・赤屍さ・・・」
「・・・では、私はこれで」
そう言って踵を返すの?私、赤屍さんのこと本当に怖がったことないのに?すごく傷付いたような声と顔をしたままの赤屍さんを帰すの?!
「まってください!!」
私は赤屍さんのコートを掴んで引き止めた。そのコートからは鉄の匂いと嫌な水の感じがあったが、仄かに赤屍さんの匂いがした気がする。
「さん?」
「私・・・赤屍さんがどんな殺人鬼だろうと、何だろうと怖く・・・ないって言ったら嘘ですけど、もう会えなくなったりするのは寂しいです・・・安心なんて出来ません!だからその・・・いつも無駄に怯えたりしてごめんなさい・・・」
私は思いつく限りの自分の気持ちを言った。それを黙って聞いていた赤屍さんはどう思ったのか気になって顔を上げた。すると、そこにはいつもの赤屍さんではありえないって感じの驚いた顔があった。
「あの・・・赤屍さん?」
「そんな風に言われたのは初めてですよ・・・さん」
あ。あまりいつもの笑顔と変わってない気がしたけど、赤屍さん嬉しそうに微笑んでる。
「会えなくなるのが寂しいだなんて・・・まだまだ私はさんのことが分かっていませんね」
「・・・・・・は?」
思いも寄らない言葉が聞こえてきて驚いた。今、何て・・・?
「貴女の気持ちも分かりましたし・・・これからはそんな寂しい思いをさせないためにずっと側にいますよ♪」
「え?」
「早速一緒に住んで・・・」
「一緒に住む!?」
「あぁ、その為には少し広めの部屋が必要ですね」
「部屋!?」
「さん?何か持って行きたいものとかありますか?」
「あ、低反発枕を・・・って、違くて!!」
「じゃあ、それをもってすぐに行きましょうか♪」
「こらまて、赤屍蔵人――――――!!!」
突然話を進めたかと思うと何故か私は引越しをしていた。赤屍さんには十分注意しようと思いながらも・・・こんな赤屍さんが好きだ、と思い始めたのは絶対に言ってやらないんだ!!
あとがき
GW企画が仕上がらなかったのでこんな駄作を作りました;
こんな赤屍さんも好きなんだけど、オレが書くのって大人びた人だから…違和感を感じる…
2005.05.03
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