ドリーム小説

状況確認―悟空について―



 次の日、は早起きタイプでしかも大学の癖で六時に起きてしまった。まだ早いと思いながらも宿の裏にある少し広いところで精神統一をしていた。剣道の名残というか、まだ続けている。
「・・・?」
落ち着いているため、やはり気配というものに敏感になっているらしい。これならこの世界でも役に立つかな?
「誰かそこにいる?」
は気配がした方に声をかけると聞きなれた声が聞こえた。















「あ、やっぱり??」





「悟空・・・」
















 いつも寝起きの悪いはずの悟空がこんな朝早くにいる。八戒とかなら分かるが、意外な人物だ。



「腹減って目を覚ましたんだよ。で、八戒は起きてるんだけど何かやってるんだよね。邪魔できないから散歩しようと思って外に来たんだけど・・・は何やってるんだ?」

「私?私は精神統一」

「精神・・・何だそれ?」

「んー・・・簡単に言ったら心の修行ってところだね」

「え、修行って・・・俺にも出来る??」

「やってみる?」

「おう!」



 興味を持った悟空はの隣に座って同じように胡坐をかいた。それを見たは説明を始めた。
「修行って言ってもただ心を落ち着けて己自身を知る・・・とにかく、目を閉じて静かに座ってるの。そうすると、周りの気配とかいつも以上に分かるから。こうしておけば敵が来ても安心でしょ?」
「ふぅん・・・やってみる!!」
悟空は聞いたら直ぐに目を瞑った。もそれを見て自分も再開しようか、と目を閉じた。
 周りの気配・・・風、太陽、木々、鳥、虫・・・この世界で生きるもの全ての気配が分かってくる。やはり、こうしているときが落ち着く。




















―コツ―




















 肩に何か当たった。は目を開けてみてみると・・・。
「あれ・・・悟空??」
そこには気持ち良さそうに寝ている悟空が居た。目を瞑っている間に睡魔が襲ってきたらしい。食べ物の名前を言いながら気持ち良さそうに寝ている。はこのままでは風邪を引くかも・・・とか思ったりしたが、悟空に限ってそれはないだろうと思い直して体勢を変えるだけにした。
「よいしょっと・・・」
やはり、横になったのがよかったのか、悟空は満面の笑顔で眠っている。少し膝が痺れるかもしれないが、こういう悟空を見るとまぁいいか、と思う。可愛いなぁ・・・とか考えながら悟空の頭を撫でていた。










「あーいたいた・・・って?」










 そこに立っていたのは赤い髪を持つ悟浄だった。



「悟浄、どうしたの?」

「どうしたのって・・・もう朝食の時間だから起こしに行ったんだけどいなかったから探しに来てみたら・・・この猿、何の膝独り占めしてるんだ?」



 不機嫌そうに悟浄が悟空の頬を引っ張るが、それをが止めた。



「ちょ・・・悟空がかわいそうでしょ?悟浄、悪いけど、悟空を運んでくれない?ここだと流石に風邪引くと思うし・・・」

「猿はどうでもいいけど・・・の頼みだからね。猿は俺が運んでおくからは早く八戒達のところに行きな」

「うん、ありがとう!」



 そう言っては悟空を悟浄に任せて八戒達のところへ向かった。

























今回の会話から分かった悟空は・・・
・やはり食べ物のことしか頭にない。
・同い年の友達が出来てうれしいらしい。
・同い年と言うが、やはりそうは思えない。
・笑うと可愛い。
・私は猿・・・というか、小型犬に見えた。



















あとがき
 悟空はきっと可愛いです。
えぇ、人がしていることはすぐにしたくなるような子供…というか、弟みたいな。
でも、オレは悟空描きづらい;;
                                  2005.03.11


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