ドリーム小説

禁煙!!






 ―ばしゃっ―





 部屋の中だというのに、水の音が聞こえた。それは・・・。

「駄目!三蔵、タバコ吸っちゃ駄目!!」

「って・・・お前は何で俺にまで水をかけるんだよ!!」

「だって〜!!」

「どうしたんですか?さん」

「ぅ・・・八戒〜!!」

 は泣きながら八戒にしがみ付いた。
「三蔵に苛められたんですか?」
「な・・・俺がされたんだよ!」
「え?三蔵が・・・って、水遊びですか?」

「ちげぇ!こいつに水かけられたんだよ!!」

 三蔵が怒鳴りながら八戒にしがみ付くを指差す。
「でもさぁ、三蔵?ちゃんが意味なく誰かに意地悪することってないだろ?」
「そうだぞ!三蔵、何かしたのか?」
悟浄と悟空までもが三蔵に聞いた。しかし、思うことはただ一つ。

























「三蔵、タバコ吸っちゃ駄目〜・・・」



「「「タバコ?」」」



























 八戒・悟浄・悟空はその言葉に首を傾げた。いつも吸っているタバコを今日に限って駄目というのは何故だろう・・・。

?どうして急にそんなことを?」

「だって・・・タバコ吸うと癌になって死んじゃうんだよ?」

「・・・あぁ、確かにそうですが・・・」

ほらぁ!!だから、三蔵死んじゃう〜!!

 そこでまた泣き出す

「これは・・・」

「三蔵の身体を気遣ったのか?」

「マジで!?」

「だからタバコ吸ったら駄目なの〜!三蔵死んじゃヤダ〜!!」

 そう言って今度は三蔵に泣きつく。三蔵も、が自分の為にしてくれたことなので怒るにも怒れず、慰めるにもどうすれば良いのか分からずに固まる。
「・・・僕らは邪魔みたいですね」
「だな・・・じゃあ猿、買い物に行くか!」
「やった〜!じゃあ、肉まんにとうもろこしに焼きそばに・・・」
八戒たちが三蔵とを残して買出しに行ってしまった。残された三蔵は、とりあえずを抱きしめることにした。
「・・・、泣くな・・・」
「ふぇ・・・だってぇ・・・」
「とりあえず、すぐには死なねぇし・・・」
「ぅ・・本当・・・?」
「あぁ、本当だ」
「で、も・・・死ぬときは私も・・・」
そこまで言って、触れるだけのキスをされてしまい、言葉が繋がらなかった。
「お前は死なせねぇし、俺も死なない。だから、先の話なんてするな・・・わかったな」
「三蔵・・・ぅん、わかった!!」
笑顔で頷き、グシグシと涙を拭う。そして、そのまま三蔵に抱きついて甘えだしたのだ。





 その後、三蔵はタバコをかなり減らしたが、今度はがタバコに興味を持ち始めてしまったのはまた別のお話・・・。



















あとがき
 三蔵から残暑見舞い!!
タバコはいけませんよ…;
口臭気になるし、暑いし煙いし…
あ、オレはタバコ平気な人間ですよvv
                                  2005.08.13

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