甘く甘く
俺は、いつもの様に煙草を吸いながら宿の部屋にいた。すると、廊下からパタパタと足音が聞こえてきた。
「悟浄――――!!」
その足音は、俺の予想通りの人物だった。俺の恋人である。すっげぇ綺麗なんだぜ?俺と同い年だしよ♪
「おー、。どうかしたのか?」
「どうかしたのかじゃないでしょーが!あんた、今日が何の日かわかってるの?」
は?今日??
「ちょっとまて、今日って・・・何かあったか?」
何かの祭典か?それとも、記念日??俺は本当にわからなくて記憶を巡らせていた。
「ん〜・・・マジでわからないんだけど・・・?」
俺はいつもよりも弱くに聞いてみる。すると、は俺の触覚・・・いや、髪の毛を引っ張って『馬鹿!!』と一言言った。
「いてててててて!!、何するんだよ!!」
「何も覚えてないあんたが悪いんじゃない!馬鹿ゴキブリエロ河童!!」
「な・・・な・・・!?」
何故俺がそこまで怒られる!?そんなに悪いことしたか!?ワケわかんねぇ!
「おい、・・・!?」
―チュッ―
に言い返そうとしたが、それはの唇によって妨げられた。突然のことに驚いてを見上げるしか出来なかった。
「え・・・・・・??」
呆然としていると、が何かを差し出してきた。
「ほら、悟浄!!」
小さな可愛い包み。ソレを大人しく受け取って開けてみると。
「これ・・・」
前々から俺が欲しがってたジッポーがあった。いつもとデートをしているときに俺が毎回見ていたからきっとソレを買ってきてくれたんだと予想は付くが・・・。
「何でいきなり・・・?」
「はぁ・・・悟浄?あんた本当にわからない?今日が何の日か」
「は・・・?」
呆れたらしく、は俺の髪の毛を引っ張って耳元で怒鳴った。
「悟浄、誕生日おめでとう!!」
普通はここで囁くだろーが!けど、こいつはぜってぇそんなことしねぇよな・・・。でもま、そんなこいつが好きなんだよなvv
「あぁ・・・今日は俺の誕生日かぁ・・・」
「悟浄!一週間前私言ったでしょ!?誕生日プレゼント何がいいって!それすら忘れてるの〜!?」
そう言いながら俺の頬を引っ張る。髪の毛の次は顔かよ・・・;
「・・・ってぇなー・・・悪かったって・・・;」
俺が謝ると、は『よし!』と笑顔に戻って俺の隣に座った。おいおい・・・?お前ってそんなんで許すわけ?
「お前・・・随分とあっさりしてるな?」
「何が?」
「さっきまであんなに怒ってたのに・・・」
「もう悟浄は自分の誕生日思い出したし、私は悟浄が喜ぶものをあげられた・・・そして、今はこうやって側にいる。もう十分なほど幸せじゃない」
当然の様に言い放つが無性に愛おしくて気が付いたら抱きしめていた。
「え?悟浄??」
俺の腕の中で驚いたような声を出すは先程怒っていたようには見えないくらい可愛くなっていて思わず声に出していた。
「ありがとうな・・・。俺、すっげぇ幸せだ」
ありがとう
ありがとう
これからも
俺の側に居てくれよな?
あとがき
久々の最遊記更新です。
悟浄の誕生日…今日の夕方思い出して焦って作りました(笑)
かなりのヘボ作品になってしまいましたが、こんなものでよければ受け取ってください(汗)
では、悟浄、誕生日おめでとう!!!!
2004.11.09
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