いつもと違うお煙草



 パタパタと聞こえる足音に三蔵は新聞から視線を上げる。
「(あぁ・・・またか)」
そう思った瞬間、勢いよくドアが開いた。





「三蔵!今日もいい天気だね!!」

「いい天気だからってそんなに騒ぐんじゃねぇよ」







 いつもの様に無愛想な三蔵にムッとするが、すぐに笑顔になる。

「ねぇねぇ、今日は三蔵の誕生日なんだよ?覚えてる?」

「・・・あぁ」

「って、今の間は絶対に忘れてる!!」















 このかなり元気な女の子は、三蔵の恋人の。寺院の近くでいつも遊んでいる彼女に三蔵はだんだんと心を惹かれて自分の部屋に勝手に入り込んでも怒らないほどに親しくなってある日、が三蔵に告白したのがきっかけで二人は付き合った・・・ということなのだ。
「で?俺の誕生日だからって何なんだ?」
「はい、これ!!」
三蔵は、に渡されたモノを見てみる。すると、そこにはかなり自分に馴染んでいるものがあった。

























「・・・俺のマルボロ?」





「違う!私が買ってきたの!」



























 えっへん!と胸を張っては言い切る。一方の三蔵は溜息を付いた。
「お前・・・コレの何処がプレゼントだ?いつもと変わらないじゃねーか」
「まだまだ甘いねぇ、三蔵!ほら、よく見てよ!」
三蔵はが指を指した方を見る。その先には先程渡されたマルボロがあり、そのマルボロのてっぺんにあるリボンを指差していた。





「おい・・・」



「ね?可愛いでしょ♪私がソレ付けてあげたんだからね!!」





 『凄い?凄い??』と何度も聞いてきたので三蔵は短く『あぁ』と言った。それだけなのには嬉しそうに微笑んで三蔵の側に座った。




















「ねぇねぇ、三蔵」





「今度は何だ?」





「HAPPY BIRTHDAYvv」



























 笑顔で言われた三蔵はいつもの様に顔を逸らした。しかし、その頬が仄かに赤かったことは三蔵だけが知っている。



















あとがき
 …ι
三『黙ってんじゃねーよ』
紅『あぅ…ごめんなさい…ι』
三『ったく…こんなにおそくなりやがって(怒)』
紅『だって!!固定ヒロインさんが三蔵とかと親しくなってないんだもん!!』
三『お前がサボってたからだろうが!!』
紅『ちがう!!あまり関わろうとしない三蔵が悪…』

―ガゥンッ―


管理人死亡。
よって、強制終了!!(もう終われ。)

                                  2004.11.30


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