どうしよう
どうしよう
どうしよう!!
お悩み銀次
今、ホンキートンクではかなり有り得ない光景が繰り広げられていました。
「う〜〜〜〜ん・・・」
その光景をホンキートンクの片隅で見守っている人達。
「おい、銀次どうしたんだよ」
ビーストマスター・冬木士度。
「銀次さん、何だか悩み事をしているようですが」
弦の花月・風鳥院花月。
「お前ら四天王だったんだろ?何か知らねぇのかよ」
邪眼の男・美堂蛮。
この三人が珍しく仲良く相談をしていた。内容は。
「確かに元四天王だったけど・・・こんなに悩んでる銀次、初めて見たぞ?」
そう、今士度が言ったように雷帝・天野銀次が普段使われない頭で何かを悩んでいるのだ!これには流石の蛮も驚いて即この二人を呼んだのだ。
「俺が何を話しかけても『気にしなくていいから!!』なんて言って一人で悩んでるしよ・・・」
「ですが・・・ああいう銀次さんも素敵ですねvv」
花月は銀次にメロメロ(死語)なのであまり居る必要がないような気がするが、あえて突っ込まないようにしよう。そんな会話をしていると、夏実が割り込んできた。
「あれはきっと恋のお悩みですよ♪」
「あ?恋??」
蛮は思わぬところからの意見で驚いて夏実を見た。
「そうです!銀ちゃんはきっと恋の悩みです!!」
「恋・・・?」
それをヒントに何か手がかりはないのかと蛮と花月は探っていた。すると。
「あぁ、今日はジャッカルの誕生日じゃねーか」
士度が思い出したように言う。その発言には花月も驚いたが、一番驚いていたのは蛮だった。
「おい、猿まわし!何でてめぇがクソ屍の誕生日知ってんだよ!!」
「あ?この前聞いたからだよ。仕事が一緒のときにな」
「俺は一言も聞いてねぇぞ!!」
「お前にいちいち言う必要なんて・・・」
「クソ・・・この馬鹿!!」
「あ、おい、待てよ!!」
蛮は勝手にキレてホンキートンクを出て行った。後に残された士度と花月、それに途中から参戦してきた夏実は銀次を見た。すると、まだ悩んでいるようだ。
「で、呼んだ本人が居なくなったけど・・・」
「僕はこのまま銀次さんを見てますよ?」
「それは・・・」
夏実は何かを言いかけたが、あえて言葉を呑んだ。
「おい、どうするんだよ、あの銀次」
士度が溜息を付きながら問いかける。
「私が何とかしましょうか?」
今まで聞いた声と違う声が聞こえて一斉にその方向に向くと、驚きの人物がいた。
「「ジャッカル!?」」
「こんにちは、みなさん♪」
いつもの笑顔でいつの間にか話の輪の中に入っている赤屍に全員が驚いた。
「クス・・・銀次クンの様子がおかしいと・・・私が何とかしますからご安心をvv」
三人は嫌なその笑顔には何だか裏がありそうで怖いと思ったが、赤屍は銀次に近づく。
「こんにちは、銀次クンv」
「赤屍さぁんvv」
赤屍に気が付くと、銀次は赤屍に抱きついた。それを悔しそうにも羨ましがっている花月が弦を準備していたので夏実と士度の二人でなんとか抑えていた。
「銀次クン、今日は何が食べたいのか決まりましたか?」
「えっとですね・・・中華とフランス料理で迷ってますv」
「でしたら両方行きましょうか・・・今日は私の誕生日なので好きなだけ食べてくださいねvv」
「うわぁい、赤屍さん、大好きです!!」
「クス・・・ではみなさん、私達はこれで失礼します」
嬉しそうな二人はそのままホンキートンクを出て行った。カラン・・・というベルの音が鳴りやむまで三人は固まっていた。
「・・・あの・・・」
夏実が初めに声をだして、それに士度が答えた。
「どうした?」
「今日は赤屍さんの誕生日なので本当は赤屍さんが銀ちゃんから何かを貰うんじゃあ・・・」
「あいつらに普通は効かねぇからいいんじゃねーか?」
「そうですね♪」
「あぁ・・・銀次さん・・・(涙)」
何かを納得した士度と夏実、諦めきれない花月の三人はそのままホンキートンクで大人しくしていましたとさ★
□ オマケ□
「あ・・・赤屍さん・・・」
「どうかしましたか?」
「お誕生日おめでとうございます///」
「(可愛らしいですねぇvv)銀次クン?」
「何ですか?」
「今日は皆さんのところへは返しませんからねvv」
「柏ヤ屍さん///!!?」
なんてラブラブカップルの会話が繰り広げられていましたvv
あとがき
遅くなってしまいましたが、赤屍BIRTHDAY///
バカップルになってしまった銀次と赤屍(笑)
こんなテンションで続いていくのかもしれない…ι
2004.11.25