「赤屍さんって・・・」
「はい?」
「出会いサイトとかって興味ありますか?」
「・・・・・・はい?」
出会い系サイト
赤屍の部屋で寛いでいたら銀次がそう訪ねてきた。赤屍は驚いて間の抜けた返事をしてしまったのだ。それに構わず銀次が言葉を続けた。
「あ、この前蛮ちゃんが出会い系サイトのことを話してて・・・それで、俺もそこで彼女を作ったら?って言われたんです」
「何て話をしてるんですか、貴方達は・・・;」
呆れたように赤屍がそう言って銀次を見た。
「まぁ、私は見えない人を相手にするほど心は広くないので・・・勿論、それ以前に私には銀次クンが居ますからvv」
「っ///;」
その言葉を聞いて銀次が真っ赤になった。その様子が面白いのか、赤屍がクスクスと笑っている声が聞こえた。
「出会いサイトにあまり興味を持たないほうがいいですよ?」
「え、どうしてですか?」
「そういうものはお金がかかりますからね・・・こちらが使わなくてもアドレスを色々な方に知らされて、一日に何十通ものメールが来るんです。そうなってしまったらメール受信料やら何やらでこちらの意思とは関係なしにお金を使うことになるのですよ」
「えぇ!?そうなんですか!?」
「そうですよ?その中には悪徳商法などの類も混じっている可能性もありますから・・・銀次クンは特に騙されそうですよね」
微笑みながら言う赤屍に何だか馬鹿にされた気分になって少し拗ねながら出されていたコーヒーを飲む。
「でも・・・俺も赤屍さんが居るんで・・・///」
銀次が一言言った。聞き逃しそうなほど小さな声で。銀次は真っ赤になって赤屍から視線を逸らしてコーヒーを飲み干した。赤屍は嬉しくなって優しい笑顔を銀次に向けながら銀次を抱きしめた。
「銀次クン・・・」
「ぁ・・・赤屍さん///?」
「そんな貴方が愛おしいですよ・・・本当に」
「・・・///」
赤屍は銀次の耳元で言うと背中に暖かいぬくもりを感じた。
「俺も・・・です・・・///」
銀次が赤屍の背中に腕を回して抱き返してくれた。
こんなに愛おしい人がいるのに
他のものに興味を持てるはずがない
これから先
ずっと貴方だけを愛してます