晴れたら・・・

 

 雨の音が聞こえる。

「赤屍さん・・・?何してるんですか?」

赤屍はソファーに座って何か白いものを持っていた。

「おや、銀次君。起きたんですか?」

「はい・・・あの、赤屍さんは・・・?」

「私ですか?銀次君もこっちにきて手伝ってください」

銀次は何をしてるのかも分からずに赤屍のところへ行った。すると、そこにあったのは・・・。

「これって・・・てるてる坊主ですか?」

「はい。今日は雨が降ってしまって出かけられないので明日は晴れるように・・・と」

赤屍さんにも可愛いところがあるんだなと銀次は思った。そして、更に思ったことは赤屍の部屋は高級感あふれる部屋で、あまり物がないから大人っぽいイメージなのだ。だが、この白くて小さなてるてる坊主がこの部屋に吊るされると思うとギャップが激しすぎる。笑いが込み上げてくる。

「赤屍さんもこういうのを作るんですか?」

「いいえ、今日が初めてです」

「そうなんですか〜」

「・・・こういうのを私が作るなんて思っていなかったですよ。私自身も驚いてるんです」

だったらそれらしい顔をしてほしいと思ったがあえて口にしなかった。

「赤屍さん、オレも手伝います」

「ええ、ありがとうございます」

赤屍とこういう風に一緒にいられるなんて銀次は驚いている。それは、最初にあった恐怖ではなく安心が自分の中にあったのだ。

「赤屍さん」

「なんですか?」

「明日、晴れるといいですね!」

「・・・そうですね」

赤屍は少し落ち込んでいる・・・ような気がした。

「赤屍さん・・・どうかしましたか?」

「いえ、銀次君とこうしていられるのなら雨でもかまわないと思ってしまいましてね・・・」

赤屍が困ったような言い方で銀次に言った。

「オレも・・・そう思っていたんで・・・うれしいです」

「そうなんですか?それではもう作るのはやめますか?」

「それはいやなのです」

赤屍は銀次が何を言っているのか分からなくなってきた。











「オレは、確かに雨でもこうしていられるからいいと言いましたけど、外に出たときの赤屍さんも好きなんです!こうして一緒に同じ物を作っていられるってのも嬉しいんです。だから、やめにするなんてことはしたくないんです・・・」











 銀次は赤屍の服の裾を掴みながら言った。だんだん顔が赤くなっていくその様が赤屍は好きだった。そこまでして自分を好いてくれてると思えるからだ。

「それはすみませんね。でしたら、最後までやりますか」

「はい!」

銀次は太陽のような笑顔で赤屍に与えた。

「ここにいても太陽はありましたね・・・」

「赤屍さん・・・?」

「何でもありませんよv銀次君、好きですよ?」

「・・・オレもです・・・///」

こうして、外は雨でも中は明るいのであった。

 





















―ちなみに―

「赤屍さん!晴れましたね!!」

「そうですね・・・では、どこから行きますか?」

「んっとね、傘!傘買いに行こう!」

「なぜですか?」

「・・・今度は雨の日も赤屍さんと出かけられるように・・・です。あの・・・いいですか?///」

「ええ、もちろんですv」

「ありがとう!赤屍さん!」

こんな感じでこれからは雨の日にも出かけられるようになりましたとさ☆









あとがき
 えー・・・自分どうしたんだろう?
いつからこんな甘々を書くようになったんだろう・・・?
オレ、雨の日も好きなんですよね〜vv(関係ない)

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